スプレー塗装に最適な水性ウレタン塗料
フレッシュアクアSP-100 HSシリーズ
(一社)日本塗料工業会登録 ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆
登録番号 K030924 (フレッシュアクアSP-100 HSサンディング)
登録番号 K030923 (フレッシュアクアSP-100 HSフラット各艶消し)
■特 徴
☆ 従来の水性ウレタン塗料の欠点であったスプレー作業性(霧化性・塗肌のヌレ性等)を改良した、塗装面のタレの少ないタイプです。
☆ 水性塗料なので臭気が少なく、塗装中・塗装後もイヤな臭いを出しません。
☆ 溶剤タイプウレタン塗料と同等の、物性に優れた強靭な塗膜を形成します。
☆ 塗料の組み合わせにより、薄塗りや厚塗り、更にカラーイング対応も出来るオールマイティタイプです。
☆ 超速乾で、塗装後の製品は翌日には使用可能です。
☆ 架橋剤を使用することで、諸物性向上が可能です。
■用 途
● 木製家具、建材及び住宅、学校、店舗、ホテル、ケアハウス等の木部内装全般
■品 種
・ フレッシュアクアSP-100 HSサンディング
・ フレッシュアクアSP-100 HSクリヤー
・ フレッシュアクアSP-100 HSフラット各艶消し
・ フレッシュアクアSP-100 HS架橋剤(必要に応じて使用・下記架橋剤に関する注意事項参照)
■使用方法
水道水にて0~50%希釈してスプレー塗装をします。(水を入れすぎるとタレが生じる恐れがあります) 又、乾燥時間を早くする場合や補色(カラーイング)の際には、専用希釈剤(アルコール系)を使用することで、よりスムーズなスプレー霧化作業性が得られます。
■標準塗装仕様
工程 | 使用塗料及び塗布量 | 乾燥時間/20℃ |
---|---|---|
素地研磨 | サンドペーパー#180~240 | |
(素地着色) | ワンダー水性一液型各色 または ワンダーステイン+水性目止め剤 | 2時間 |
下塗り | サンディング 50~80g/m2 (1~2回塗装) | 2時間 |
研磨 | サンドペーパー#320~400 | |
(補色) | クリヤーまたはフラットへ、ワンダーステインを混合 30~50g/m2 | 2時間 |
上塗り | クリヤーまたはフラット 40~60g/m2 | 一晩 |
■注意事項
・使用後の塗装用具(刷毛またはスプレーガン)は、出来るだけ早く水洗いをしてください。放置しておきますと、塗料の性能により水では洗浄しにくくなり固まってしまいます。水洗いの後、フレッシュアクア洗浄剤またはアセトンで仕上げ洗いをすることで、より完全な洗浄となります。
・木材中にアク(タンニン分)の多い材(ナラ・タモ・クリ等)は、塗料成分と反応して変色する場合があります。変色を防ぐには、フレッシュアクアFアク止めシーラーを木地に直接塗装してください。
・ヤニの多い材(チーク材等)は、十分にヤニ抜きをおこなって乾燥させてから塗装してください。又、十分にヤニ抜きをおこなったつもりでも、後から出てくる場合(米松材等)がありますので、十分に確認してください。ヤニがある場合には、密着不良を起こすことがあります。
・高濃度のアルコールや酸、随時水のかかる場所への塗装は避けてください。
・室温が5℃以下になると、乾燥・硬化が遅れますので、使用を避けるか室温の調整をおこなってください。製品保管の際は、氷点下にならない場所で保管してください。(凍結注意)
・塗り替えの際には、旧塗膜上のワックスや油分を除去し、密着性向上の為サンドペーパー等の研磨で足付けをしてから塗装をおこなってください。
・水と混ざり合う性質ではありますが、下水や河川等への廃棄は絶対におこなわないでください。
・架橋剤を混合する際は、泡立てぬようにゆっくりと、そして十分に撹拌してください。
・架橋剤を混合しますと、使用可能時間は「2時間」と短くなるため、ご注意ください。
・架橋剤を使用する際は、塗料と架橋剤をよく混合した後に、水を混ぜて希釈してください。